インタビュー記事 Hanalei Taro & Juice co.  Lindsey Haraguchiさん

3月 2, 2016 | monoにまつわるストーリー, 製造者インタビュー | コメント0件

Hanalei Taro

今回は、ハナレイタロ&ジュースのリンゼイ ハラグチさんにお話を伺ってきました。農業やご自身のお仕事ついてたくさんお話していただきました。
2000年にスタートしたハナレイタロ&ジュースは、フードトラックで代々家族に伝わってきたレシピを使った料理をお客様に提供しています。
作物がどのように育てられているのか、また、とれたての作物を試食できるツアーも行っており、農業に対する思いやハワイそのものを愛するその姿勢がとてもよく伝わってきます。

Web : http://www.hanaleitaro.com/

ビジネスを始めるきっかけとなった、農業に対する強い思い

♣ビジネスの内容をお聞きすると、代々家族で行ってきた農業に対する思いがとても強く伝わってきます。フードトラックを始めたきっかけはなんだったんですか?

リンゼイ : 私はカウアイ島のハナレイという町で6代続く農家に生まれました。一旦大学に行くためにカウアイ島を離れましたが、大学院で主人のブラッドと出会い、その 後結婚して一緒にカウアイ島に戻りました。学生時代から、代々続いている農業を絶対に続けたいと思っていましたので、いづれはカウアイ島に戻ろうと思って いました。ハナレイタロ&ジュース(以下、HTJC)は、私たち家族が6代に渡ってずっと行ってきた農業に付加価値をつけたビジネスです。私の家族の中で伝わってきたレシピを シェフである主人が受け継ぎ、このレシピで作られた商品をファーマーズマーケットやランチワゴン、その他お店などに直接販売しています。畑で取れるタロや その他の作物を使った、私にとって馴染みの深い家庭料理をみなさんにも提供しようと思ったのがフードトラックの始まりです。

ハナレイタロ&ジュース リンゼイさん

♣ 商品の中で、リンゼイさんが人気があると思う商品は何ですか?

リンゼイ:タロのハマス(ペースト状にしたものに、ゴマのペーストやオリーブオイルなどを混ぜたペースト) はとても人気がありますよ。冷蔵庫に入れておけば、2、3週間は持ちます。私たちのTaro Veggie Burgers(タロベジバーガー)もとても人気がありますね。ランチワゴンとファーマーズマーケットで販売しています。冷凍すれば、1年以上は持ちます ね。それから、Taro Mochi Cake(タロもちケーキ)もまた人気です。ローカルの人たちにはKuloloが人気があります。

♣ kuloloとはどんなものなのでしょうか?

リンゼイ:伝統的なハワイのデザートで、作るのに大変時間がかかるんです。とても手がかかる。なんというか、私たちにとって、ごちそうです。

商品画像

♣ ご自身が気に入っている商品はありますか?

リンゼイ:私もkuloloが大好きです。小さい頃、友達がクッキーと牛乳を食べるところ、私はkuloloと牛乳 でした。食事では、ベジバーガーが好きですね。チップスやにんじん、セロリ、パプリカなどをハマスにディップしておつまみにするのもいいですね。ハマス は、ベジバーガーにも塗っているんですよ。ベジタリアンの方にも食べていただけます。

♣ リンゼイさんのお肌はとってもつやつやですが、本当にタロはお肌と髪の毛に良いのですね(笑)

福岡から移民として海を渡ったおじいさん

♣ 6代続く農場ということですが、1代目のおじいさんは、日本から移民としてハワイに渡ってきたのですか?

リンゼイ:はい。もともとは、福岡の出身です。父方の家族は、日本でも米農業と養鶏をしていました。ハワイに移った 当初はカウアイ島のさとうきび畑で働いていましたが、契約が切れると何人かの方はよそへ移ってお米を作ったりしたそうです。私たちの家族も、実はハワイ州 で最後の歴史の古い田んぼを持っているんです。現在は、遺跡として保存しミュージアムとして公開し、ハワイの子供達のための教育プログラムを行ったりして います。何ヶ月か前には、北海道からの農学生も見学のために訪れていますよ。一般の方々には、毎週ガイドツアーを行っています。

ハナレイタロ&ジュース ツアー画像

♣ 一般向けツアーについて詳しく教えていただけますか?

リンゼイ:大人一人87ドルで、3時間半のツアーです。ツアー参加者でないと立ち入れない谷など、非常に限定された 場所を回ります。ツアーの中では畑で取れた新鮮な作物を味見したり、タロスムージーのサンプルを飲んでいただいたりしています。ポイ(タロイモの球根から 作るハワイで古くから食べられてきた主食)を打ってもらったり、ココナッツの皮むきをしたりと盛りだくさんのツアーですよ。ツアーの最後にはランチワゴン での昼食で締めくくりです。オンラインでも予約できますし、ホテルのコンシェルジュを通しても予約できます。非営利で行っているので、ツアーで得た代金 は、ハワイの環境保全や子供達のための教育プログラムのために使用されています。

私自身、子供達が学校が休みの時は仕事に一緒に連れて行ったりします。できれば子供達にも代々続いてきた農業を続け て欲しい。そんな思いもあって、早くから興味を持ってもらうような機会を作っています。トラクターを運転したり、彼らのおじいちゃんを手伝うことが大好き なので嬉しいです。

日本人の観光客の方々に向けて

♣ カウアイ島にくる日本人のために、オススメのレストランなどがあれば教えてください。

リンゼイ:そうですね…Hamura’s Saimin(ハムラズ サイミン)ですかね。家族も大好きです。私の祖父の好物でもありました。それから(カウアイ島の)ノースショアにあるPostcards Cafeも好きですね。タロフリッターというアパタイザーがあるんですが、私たちの畑で作っているタロを使っています。それから、Poipuの南側には Merriman’s Restaurant(メリーマンズレストラン)がありますね。彼らもタロ料理を出しています。

♣  日本に行ったことはありますか?

リンゼイ:ええ!何回か行ったことがあります。初めて行ったのは小学校6年の時で、福岡のホストファミリーの家に滞在しました。今でもずっと連絡を取り合っているんですよ。その時に、祖先の方達にも会うことができました。 東京と沖縄にも行きました。沖縄はハワイと共通するところがたくさんありますね! それから、ホノルル日本ジュニア商工会議所の方達とも一緒に行きましたが、その際に日本の天皇皇后ともお会いしたんですよ。

♣ それはすごいですね?!日本にはどんな印象を持ちましたか?

リンゼイ:食べ物がとてもおいしいですね。全てのものが本当においしかったです。小さなとんかつ屋に入ったのです が、料理はとってもおいしかったです。店員の方はとっても親切でしたし。セブンイレブンのようなコンビニでさえもおいしくて。駅弁も買いました。本当に全 部おいしかった。

♣ 最後になりますが、日本の方々に何か伝えたいことはありますか?

リンゼイ:読んでいただいてどうもありがとうございます。もしカウアイ島にくる機会があったら、ぜひお会いできたら嬉しいです。私たちのウェブサイトもぜひ見てみてくださいね。日本語が不得意なので申し訳ないですが、お気軽にいつでもお越しくださいね!